せき宮

真木テキスタイルスタジオの布の魅力 その2 麻糸

   

%e3%82%a4%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%82%b8-23真木テキスタイルスタジオの布は、タッサーシルク100%のものだけでなく、麻、綿、ウールなどを織り交ぜて作られています。真木千秋さんと布の話をしている時に、頻繁に出てくる言葉、それは、

「風合い」

麻糸を織り交ぜることで、風が通り抜けるような「風合い」が生まれるのだそう。透かした織のストールなどに織り込まれています。最近仲間入りしたウール素材にも、麻糸を織り込むことで、張りがありながらふんわり柔らかい、何とも言えない「風合い」が生まれます。ウールだけのものより、品が増すのも麻の魅力です。

麻糸のもう一つの特徴、「重さ」

麻は他の糸より重く、縦糸に織り込むことで、落ち感のある「間仕切り」が出来ます。落ち感があることで、下方の両角までピンと張ってすっきりした佇まいです。手ぬぐいのような軽い布ではこの感じは出せません。この程よい重さがあることで、指一本でも払いやすいのです。払い心地が気持ちいいのです。店内にも普段から掛けておりますので、是非お試しください。